オオクワガタを購入すると決めたら、やっぱり元気な個体が欲しいですよね?
でも初心者の方ならどこを見て判断したらいいのか分からないってことがほとんどだと思います。
ここではオオクワガタを購入するときに見るべき8つのポイントについて紹介します。
元気でしっかりとしたオオクワガタを選ぶために是非ご参考ください。
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目次
オオクワガタを購入するとき見るべき8つのポイント!
まずはオオクワガタのサイズと価格を見る方が多いと思います。
オオクワガタの価格についてはオオクワガタの価格について解説!で紹介していますのでチェックしてみてください。
ここではその他の見るべき8つのポイントについてみていきます。
羽化日はいつか?
購入するオオクワガタの羽化日がいつか?というのがまず重要になります。
オオクワガタはワイルド(野外で採集された個体)が販売されていることはまずありませんので、購入する場合はブリード個体になります。
ブリード個体なら羽化した時期が分かります。
ほとんどのお店では羽化した月を紹介していると思います。正確な日付が分からなくても月単位で分かっていれば大丈夫です。
羽化日は購入するオオクワガタの飼育目的によって適切な時期が変わってきます。
もし飼育だけが目的で、できるだけ長く飼育したい場合は羽化してから2~3ヶ月くらい経ったものを選ぶのが良いでしょう。
ちょうどエサを食べ始めるかどうかという時期です。羽化してすぐのものはまだ安定していない場合があるので避けた方が良いです。
産卵をさせたい場合には、羽化してから5~6ヶ月くらい経ったものが良いです。オオクワガタは成熟して交尾・産卵が可能になるまでに羽化から約半年ほど経過したペアが適しているからです。羽化して1年くらい経っているものは産卵にはベストの時期です。
体に大きなディンプルなどないか?
ディンプルというのは凹みのことです。オオクワガタに限らず羽化したときに何らかの理由で体が凹んだり変な形で固まって羽化することがあります。
また、羽が閉じきっていなかったりする場合もあります。一度成虫に羽化してしまうと治ることはありませんので、見た目で問題ないのを選びましょう。
ちょっとした傷や凹みは完品扱いになる場合がほとんどです。寿命にも影響はありません。
大アゴが欠けていないか?
オオクワガタはケース内で動いた際に大アゴの先端が欠けてしまうことがあります。パッと見た目では分かりにくい場合が多いです。
欠けていても寿命には影響ありませんが、せっかく購入するオオクワガタですからここもしっかりと見ましょう。特にメスの場合は欠けが大きいと産卵する際に影響が出る場合がありますので注意が必要です。
フセツの欠損や麻痺はないか?
フセツというのは足のことです。オオクワガタは他のクワガタと比べてフセツは丈夫なほうですが、それでも羽化してから時間が経つと麻痺したり欠損したりすることがあります。
欠損していればちょっと見ればすぐに分かりますが、麻痺していると気づかないことも多いです。しっかりと6本すべとのフセツが問題なく動くかどうかチェックしましょう。
爪が欠けていたり麻痺はないか?
フセツを確認したら一緒に爪も見ておきましょう。オオクワガタの爪は小さいので見落としがちですが、片方が欠けていたり麻痺して動かなかったりする場合があります。爪が欠けていたからといって寿命に影響することはありませんが、しっかりした個体をゲットするためにはチェックしたほうがいいです。
触角が欠けていたり麻痺はないか?
触覚もしっかりとついているか、動いているかどうか確認しましょう。パッと見て触覚がみえなくても体の内側に隠れている場合があります。
体重は軽くないか?
オオクワガタは弱っていたりすると体重が明らかに軽くなっていることがあります。実際に手に取ってみて体重が軽くないかチェックしましょう。
とはいえ、初心者の方ですとどれくらいの重さか分からないと思います。お店の人に聞けるようならみてもらいましょう。
しっかりと掴まる力が強いか?
最後にオオクワガタがしっかりと掴まる力が強いかどうか確認しましょう。弱っているものだと掴まりも弱くすぐに離れてしまうことがあります。逆に手から離すときに中々放そうとしなかったり、掴む力が強いものは元気な証拠です。
まとめ
たくさんチェックすることが多いので戸惑ってしまうかもしれませんが、一番大切なのは納得して購入することだと思います。
色々なオオクワガタを数多くみていると、手のひらに乗せただけですぐにこれらのチェックポイントが問題ないか分かるようになってきます。
もちろん生き物ですので、全部問題なかったとしても短命になってしまう場合もありますが、良い個体を見分ける力を身につけておくと色々と役立ちます。
今日はこのへんで。
それではまた!