クワガタにも種類によって性格があるってご存知ですか?
ケンカ好き、活発、大人しい、臆病、実はいろいろあります。
オオクワガタの性格はというと、
基本的にはこんな性格です。
でも実は怒らせるとけっこうこわいんですオオクワガタも。
今回はオオクワガタの性格とその注意点について紹介します。
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目次
オオクワガタの性格は基本おとなしい。
オオクワガタを飼育しているとよく分かりますが、昼間はしょっちゅう潜ってじっとしています。
で夜になるといつの間にか出てきて歩いたりエサを食べたり。
こちらに気づくと慌ててまた潜るなんてことはしょちゅうですよね。
こんな感じでオオクワガタの性格はおとなしくて臆病です。個体差もありますが。
オオクワガタを野外で採集するのが極端に難しい理由もこの臆病な性格によるところが大きいです。
ノコギリクワガタやカブトムシのように活発に活動してくれていればもっと捕まえるのは簡単でしょう。
とはいえオオクワガタも怒ると怖いです。
オオクワガタに挟まれるとめちゃめちゃ痛い。
普段はおとなしいオオクワガタですが、油断しているとその大きな大アゴでガブっと挟まれることがあります。
エサを取り換える時や手のひらに乗せた時など注意してください。
で挟まれてみるとこれがめちゃめちゃ痛い。
正直大人でもびっくりするほど痛いので、お子さまはとくに気をつけましょう。
なにせオオクワガタはその名前のとおりで国産では最大の大きさを誇ります。
ノコギリクワガタやコクワガタと比べてもわかりますが、大アゴの太さや力強さが全然違います。(ヒラタクワガタも痛いです)
その太い大アゴで挟まれると当然痛いですが、やっかいなのが一度挟むと踏ん張って離そうとしないところ。
オオクワガタの体が硬直してしまったんじゃないかというほど挟むことに集中します。
オオクワガタに挟まれたらどうすればいい?
挟まれると痛いしびっくりしてとにかく離そうとします。
でも大アゴを拡げようとしてもびくともしないことも多いです。逆に刺激して余計に強く挟んでくることも。
そんなときは冷水をかけると驚いて離すときがあります。
これけっこう効果的です。水道水をかけたくらいじゃオオクワガタに害はありませんので。
それでも離さない場合は誰かに外してもらうか緩めたときに外すしかないかなと。
大抵が手や指を挟まれるため、片手で外すのはしんどいです。
挟まれたら念のため消毒しておきましょう。
オオクワガタにがっちり挟まれてしまったら念のため消毒をしておきましょう。
場合によっては少し出血するかもしれません。そのくらいオオクワガタの挟む力は強いんです。
オオクワガタのオスがメスを殺してしまうこともあります。
普段は臆病でおとなしいオオクワガタですが、怒るとオスがメスを殺してしまうこともあります。
特に多いのが交尾を嫌がるメスを殺してしまうこと。
そのため交尾をさせるときは注意が必要です。
メスは一度交尾を済ませるとその後は嫌がることが多いです。逆にオスは繰り返し交尾をしようとします。
野外ならいくらでも逃げ場がありますが狭いケース内だとそうもいきません。
普段は別々に飼育して、交尾をさせるときだけ数日間一緒にするのがおすすめです。
またオスとメスの相性も大きいので小まめに様子を観察しましょう。
交尾についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
逆にメスがオスを殺してしまうこともあります。
オスがメスを殺してしまうのは予想もできますが、実は逆のケースもあるんです。
小さい体とアゴのメスが、大きなオスを殺してしまうのは正直驚きですよね。
多くはメスが産卵するときに起こることがあります。
その理由はこちらです。
■産卵に集中したいメスが怒ってオスを攻撃する。
■産卵で体力を消耗するためたんぱく質を補おうとしてオスを襲う。
上記のようにメスの場合は産卵ありきの行動が多いです。
交尾済みのオスは産卵には必要ありませんので、こういったトラブルを防ぐためにも産卵セットにはメスだけ投入しましょう。
また産卵前後のメスには高たんぱくゼリーを十分に与えるのがいいです。
まとめ
オオクワガタの性格について紹介しました。
攻撃的な性格で有名なのはヒラタクワガタですが、オオクワガタも実は怒るとこわいです。
力も強いので注意しましょう。
とはいえ基本的にはおとなしくて臆病です。飼育しているとその性格がよくわかります。
オオクワガタに限らずですが1頭ずつ飼育してあげると長生きしやすくなりますよ。
今日はこのへんで。
それではまた!