「オオクワガタがエサを全然食べないけど大丈夫なんだろうか?」
オオクワガタに限らず他のクワガタやカブトムシを飼育しているとありますよね。
エサを食べないと弱っているんじゃないかと心配になっちゃいます。
でも弱っていなくてもエサを食べないことがあるんです。
特にオオクワガタは寿命が長いためエサを食べない理由が『弱っている』という以外にある場合が多いです。
今回はそんな時に確認すべき5つのポイントについて紹介します。
スポンサーリンク
目次
オオクワガタが餌(エサ)を食べない時に確認すべき5つのポイント
オオクワガタがエサを食べない時に確認すべきポイントは次の5つです。
1、成虫になってからまだ間もない(羽化したばかり)
2、冬眠(越冬)状態になっている。
3、エサが気に入らない
4、エサや餌場が不衛生
5、エサが食べにくい
成虫になってからまだ間もない(羽化したばかり)
オオクワガタに限らず他のクワガタやカブトムシでもそうですが、成虫になってすぐ(羽化したばかり)はエサを食べません。
成虫に羽化してからエサを食べ始めるまでの期間は種類によって全然違ってきます。
オオクワガタでしたら飼育下の場合、目安として約2ヶ月~3ヶ月くらい経過するとエサを食べ始めます。
食べ始めるまでの期間は飼育温度や個体差でも変わってきますので成虫の状態をチェックしましょう。
エサを食べないうちはマット中にずっと潜っています。マット上に出て歩いてたらエサをあげてみて下さい。
冬眠(越冬)状態になっている。
オオクワガタは温度が低くなると活動を止めて冬眠します。
冬眠の準備に入るとエサを食べる量も減り、冬眠中はエサを食べずに潜ったままになるんです。
温度の目安でいうと18℃を下回ると活動が鈍くなり、だいたい15℃以下だと冬眠します。
そのため地域にもよりますが10月下旬くらいからエサをあまり食べなくなっても冬眠準備なので心配いりません。
春になって暖かくなると活動を再開してマットから出てきますので、その時はエサの与え忘れに気をつけましょう。
オオクワガタの冬眠についてはこちらの記事をご参考ください。
エサが気に入らない
クワガタってけっこうグルメです(笑)
意外ですがゼリーによって食べたり食べなかったりということがあります。
カブトムシはあまり関係なくがっつくんですが・・。
昆虫ゼリーといっても成分や栄養などさまざま。おすすめはやはり専門店が扱っている昆虫ゼリーですね。
別のゼリーに交換したら食べるようになったりとかもありますので、複数のゼリーがあってもいいです。
またゼリーを食べない時は試しに輪切りにしたバナナを与えるのもおすすめです。
バナナは腐りやすくコバエ発生の原因にもなりますので小まめに交換してください。
エサや餌場が不衛生
エサや餌場が不衛生なのも食べない原因になることがあります。
基本的に昆虫ゼリーは防腐剤が入っていますが開封してから日にちが経てばもちろん腐ります。
ゼリーの状態が悪くてなってしまうとオオクワガタの食べ方にも影響しますので傷んできたら残っていても交換しましょう。
何日くらいで痛むかは商品や温度・湿度などの環境によってだいぶ変わりますのでマメに観察するのが良いです。
また餌場が不衛生でゼリーがマットで汚れたりしても食いが悪くなることも。
エサ台やエサ皿など利用して餌場は清潔に保つようにしてください。
エサが食べにくい
クワガタは舌を伸ばしてエサを食べるのでけっこう奥までしっかり食べます。
でも大アゴ(クワガタのハサミ)が邪魔して届かないなんてことも。
まだエサが残っているからといっても食べにくくて減らないのかもしれません。
メスは体が小さいので問題ないですが、特に大きいオスは大アゴが邪魔になりやすいです。
まとめ
オオクワガタがエサを食べない時に確認すべき5つのポイントについて紹介しました。
基本的にオオクワガタはカブトムシと比べるとエサを食べる量は少ないです。(カブトムシがガンガン食べるとも言えますが・・)
なので少しくらい食べない期間があっても全然大丈夫。今回紹介した5つのポイントに問題なければ何日か様子をみてあげましょう。
エサが必要になったら食べてくれます。
とはいえ弱ってきてエサを食べる量が減ってくることも当然あります。
そういった時は特に適切な飼育温度(20℃~25℃くらい)を保つことを心がけてください。
オオクワガタ成虫の飼育方法についてはこちらもご参考ください。
今日はこのへんで。
それではまた!